藤木建設株式会社

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管渠更生工事

管渠更生工事の写真

インフラを支える、確かな技術。

近年、老朽化した管渠による水道水の漏水や、河川や海の汚染が深刻化しています。こうした問題を解決するために、私たちは、非開削管渠更生工事という画期的な技術を用いた管渠更新工事を積極的に推進しています。

従来の管渠更新工法では、道路を掘り起こして古い管渠を撤去し、新しい管渠を設置する必要があり、交通渋滞や市民生活への影響が避けられませんでした。しかし、私たちが採用する非開削管渠更生工事なら、道路を掘り起こすことなく、既存の管渠を内側から修復することができます。

この画期的な工法は、管渠の内部に特殊な樹脂や材料を導入し、老朽化や破損した部分を補修することで、効率的に管渠を更新します。このため、道路交通や周辺環境にほとんど影響を与えることなく、水道インフラの改善を実現できます。

私たちは、地域の水道インフラの近代化と環境保護に貢献するため、非開削管渠更生工事の普及と推進に努めています。この革新的な技術を通じて、より持続可能な水道システムの構築に貢献し、地域社会の健全な発展に寄与していきます。

オメガライナー工法

オメガライナー工法とは、老朽化した下水道管を更生する工法です。この工法は、既設管内に軟質塩ビ製のライナーチューブを引き込み、蒸気によって膨張させて既設管に密着させることで、新しい管路を形成します。

  • 1
    加熱のみで円形にスピード復元

    加熱によってライナーチューブが膨張し、既設管に密着することで、新しい管路を形成するこの工法は、迅速かつ効率的に工事を進めることができます。

  • 2
    耐久性に優れた塩ビ管路

    オメガライナー工法は、強度・耐久性・耐食性・水理性に優れた形状記憶の軟質塩ビ管路を採用しています。そのため、この管路は約40年という長い期間にわたって使用することができます。

  • 3
    周辺環境への影響が最低限

    非開削工法であるため、地上や周辺環境への掘削や土地の大規模な改変を行わずに施工が可能です。この特性により、周辺環境への影響を最小限に抑え、周辺地域の生活や交通に与える影響を最小限に抑えることができます。

  • 4
    スピーディーな施工でコスト削減

    スピーディに施工できるこの工法は、工期を短縮することができるため、プロジェクト全体のスケジュールを効果的に短縮し、より迅速な完工が実現します。また、効率的な工事プロセスにより、人件費や資材の節約など、総合的なコスト削減に貢献します。

SPR工法

SPR工法は、下水道管の更生に効果的な技術です。この工法では、塩化ビニル製のプロファイルをらせん状に巻きつけて更生管を作り、既設管と一体化させます。施工中も下水を流しながら行うことができるため、周辺の交通への影響が少なく、工事がシンプルに行えます。

  • 1
    多彩な断面に対応

    円形、短形(ボックスカルバート)、馬蹄形(アーチカルバート)など、幅広い断面形状に対応できるため、様々なプロジェクトや地形条件に適した設計を実現します。

  • 2
    通水しながら施工可能

    施工中に下水を流しながら作業ができるため、工程を簡略化し、効率的な施工が実現します。この施工方法により、作業スムーズさを保ちつつ、より迅速かつ効果的なプロジェクトの実施が可能です。

  • 3
    長距離および曲線の製管が可能

    長距離や曲線部分でも製管が可能であり、設計の自由度が高く、柔軟性のある施工が可能です。これにより、複雑な地形や環境条件にも適応し、さまざまなニーズに対応することができます。

  • 4
    開削不要で環境への影響が最小限

    開削工法ではないため、産業廃棄物の発生がなく、騒音や交通規制などの影響も少なく、環境への負荷を軽減します。このような環境への配慮が、持続可能な社会づくりに貢献し、地域の環境保護にも寄与します。